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黒姫歳時記 秋

10月某日

 栗の実  
      BOWのご主人に場所をおしえてもらって
     カミサンと栗拾いに・・
      今年は豊作ということだが、そのとおり、道際にも
     たくさんの毬栗が落ちている。
      そのなかから比較的大きいもの、虫に喰われてないものを選んで
     拾ったが、すぐに3~40粒ほど。
      東京に戻ってきて、茹でて笠間焼の小鉢に入れて、気がむいたら
     一粒、二粒かじっている。
      人間の手を加えない自生の栗だからお店で売っているそれの半分位しかない
     小さな栗だけど、ほのかな甘みと栗の持っている風味がいい。
      黒姫の秋の贈り物。
     
 ランディー
       朝食後、黒姫山ふもとの童話館前の広場へカミサンとランディーと散歩。
      黒姫山も妙高山も秋のキラキラ光る朝陽を浴びて美しい。
       広場でランディーをノーリードに・・
      こんなにしなやかに走るんだ。
      すべてから開放されて走る走る、本当にうれしそう。
       いつもは家の中か、リードにつながれてコンクリートのうえを散歩。
      ごめんねランディー。
       思う存分、たのしんでください。
     
 加 藤  
        妙高駅前にある蕎麦屋。
       ここの蕎麦が大好き。
        どんぶりに山盛りの蕎麦がでてくる。
       すこし太目の麺で、小皿にわけぎがそのままの形で2,3個付いてくる。
        これをかじりながら蕎麦をどうぞというわけ。
       汁はとても濃くてはじめて食べたときは醤油かと思ったが味わうとかつお出汁が
       ちゃんと効いてる。
        妙高の町の常連さんが多く、昼からビールやら酒やら、本当に楽しそう。
       つまみはお品書きにはない。そのかわり、お店の棚にさば缶だの牛肉缶だの
       置いてあって、お客さんが勝手にとってアテにしている。
        食べ終わればみんな器を自分でカウンターに返し、お金を払って、ごちそうさん
       と言って帰る。
       老夫妻二人だけの店。
        ここの蕎麦は旨い!
  
 あたらしいクラブ     
        赤倉カントリークラブ。妙高山麓にあるこのゴルフ場、名匠井上誠一の設計した
       ホールが3か所ほど残っている。
        まるで森のなかを散歩しているよう・・
       ところどころ色ずく妙高、風にゆれる葉の音、いっぱい落ちてるどんぐり・・
        わたしはきつねになったろうか、リスになったろうか。
       秋の光をもらってあそびます。
        カミサンが大枚はたいて新しいクラブを買いました。
       そのデビュー戦、幸い、スコアもよくてにこにこしてる。

 いわし雲
        童話館からながめる山々、黒姫、妙高、振り返ると斑尾、
       遠くに志賀、横手の稜線・・・
        ススキの原の向こうに野尻湖が浮かんで見える。
       朝陽を浴びて湖面は銀色。
        いわし雲。



 牡鹿池
         童話館から森に入ってほどなく、この池がある。
       ランディーとゆっくり歩いて小一時間といったところか、
       池を左手に見ながらゆっくり歩く。
        沢のせせらぎ、葉のささやき、鳥のさえずり・・
       池のほとりでゆっくり休めば、鴨だろうか、数尾ゆっくり浮かんでる。
        森に憩うこのひととき。
       水音が一つした。


 鯛のソテー雲丹ソース

        BOWの食事は旨い。
       オードブル、スープ、魚料理、肉料理、ご飯、デザートと続くがその
       それぞれが立派。
        我々夫婦にはちょっとヘビーなので肉料理をはずし、ご飯を軽めにしてもらう。
       今宵は鯛のソテー、雲丹ソースがけというもの。
       かりっと焼けた皮、やわらかな身、結構でした。
        なかでも雲丹ソースは秀逸で、失敗したのはこれをとっておいてご飯に
       かけて食べればよかった。
       
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旅 お湯が中心

9月24日

  9月に入り、台風は来てるし、秋にはちょっと早いけど
 相棒の運転で温泉巡りでもと我が家を出発。
 愛犬ランディーも入れ込み気味。

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 9月16日
  前から一度来たかった「法師温泉」。
 昔の国鉄のフルムーンの宣伝ポスターが宿に貼ってあって
 懐かしい。

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  かなり、ぬるいお湯なのでゆっくり入ります。
 半円形の窓からみえる木々の緑を愛でながらゆっくり・・

  食事時、「このへんは熊がでますか?」というかみさんの問いに
 たった一軒の宿「長寿館」の仲居さん、
 「熊も、鹿も、狸も動物は何でもきますよ。私はこの間、親子の熊を
 見ました。小熊がとてもかわいかったんですけど母親が近くにいるので
 ちかづけなかったんです。」とのこと。
  自然と共生です。
 
 9月17日
  ひさしぶりの「四万温泉」、奥四万にある「日向見館」へ・・
 もう10年のつきあいになりますが、今回は2年ぶりの
 ご無沙汰でした。
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  ここは小生の好きな少し熱めの湯・・
 露天風呂は「鶏鳴の湯」と名付けられていて脇を流れる沢の音、
 小鳥のさえずりを聞きながら入る朝の湯は格別です。
 聞けば地震の影響で一時、温泉が出なくなったとのこと、
 今も温度が昔に比べて少し下がったような気がします。
 それでも充分な熱さ。
 内湯はカッと体が温まります。

 9月18日~21日
  締めくくりはいつもの黒姫高原へ

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  まず、ここに来たら妙高の町営温泉「大湯」へ・・
 以前、紹介しましたが、ここの温泉は外部の人がほとんどいません。
 みんな町の人です。
 こんにちはの挨拶とともに湯船へ、フー・・・
 町の大人が100円、70歳以上はタダ。
 外部者は200円。
 立派に成り立っているそうで本当に村の共同体を感じます。
 (内部の写真はみなさん裸で撮れませんでした。)
  もう一つは赤倉温泉。
 赤倉観光ホテルの大浴場ですが、眼下に妙高、黒姫、野尻湖が
 一望のもとに見渡せ、お湯もやわらかくて本当にゆったりします。

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  霧をかぶる黒姫の山、雨まじりの旅だったけど、濡れた木々もまたみずみずしく、
 栗も落ち始めて秋の気配。
 夕食に立ち寄ったイタ飯屋さんがこんな心づかいをしてくれて、あたたかくおいしい
 食事でした。

 PS: 黒姫「BOW」さん、今回も快適な部屋とおいしい食事をありがとうございました。

なぎさホテル

9月6日

  茅ヶ崎、江の島、腰越、稲村ケ崎、由比ヶ浜、逗子、葉山と
 つながる海岸線。
 関東に住む人間にとって、特別な感情を持つものです。
  パンツ一枚で日暮れまで水遊びしていた海。
 防波堤でフグを100尾釣った海。
 車の中からおんなのこと見つめた夜の漁火。
 このさき何処に進もうか、漠として先を占った海。
 ヨットハーバーで加山雄三になった自分。
 あまりに好い天気なんでビールを飲み、昼寝した海。
 60を過ぎても、月に一度は深呼吸しにいく海。
 etc、etc・・・

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  伊集院 静の「なぎさホテル」を読んだ。
 妻子と別れ、借金を背負い、行くあてなくたどりついた湘南の海。
 ふとした偶然で逗子の浜辺にあるホテルに出会い、老支配人の
 「お泊りにになったらいかがですか」、「お金?部屋代なんてある時で結構ですよ。
あなた一人ぐらいなんとかなります。」
 の言葉に、このホテルの7年間の生活が始まる。
  昔、船乗りだった支配人、フロント、清掃係、ホテルにたずさわる人々が
 あたたかく彼を支える。
 ホテルマンとしての彼らがホテルとは何かがわかっていた時代。
 日々の勘定の前に、たとへ自分の責任になってもホテルのなすべきことを
 つらぬく度量。
 近頃めっきり少なくなったものが脈々と流れます。
  多分、筆者は夕暮れの逗子の潮騒と、このホテルたるホテルに穏やかな、
 癒され、励まされた時間を過ごしたことでしょう。


 「なぎさホテル」  伊集院 静   小学館

 
 

 

注文の多い料理店

8月18日

 わたしたちは氷砂糖をほしいくらいもたないでも、
 きれいにすきとおった風をたべ、
 桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
       (中 略)
 これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや
 鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです。

     (宮沢賢治「注文のおおい料理店」の序から引用)

 こんな出だしにあえる本なんてそうはないでしょう。
 ということで早速購入、またまた「ライオン」へ・・・

 「どんぐりと山猫」「注文のおおい料理店」はじめ九つの
  童話がおさめられています。
 どの話も森のなかで木々や、お日様や、風や、雪や、
 山猫や、どんぐりや、月や、鹿が、そして私も一緒になって
 いろんな話をしています。
 あんまりにも人が奥深く森のなかに入ってきて勝手をするから
 山猫がおこります。 「注文のおおい料理店」。
 森を耕してもいいかいと人が聞くと山々が相談して、いいよ、
 といいます。人は一生懸命耕して、ありがとうと山にお礼を
 持っていきます。 「狼森、笊森、盗森」。
 人の残した手拭いで遊び、贈り物の栃の実を喜んで鹿達が
 踊ります。 「鹿踊りのはじまり」。

 今夏、黒姫高原に遊びましたが、山の麓に牡鹿池という
 池があります。
 とてもきれいな池ですがペンションの人がいうには
 よく熊が出るそうな。
 今度、行ったら熊に聞いてみようか。
 「熊さん熊さん、どうしてこんな麓までおりてきて
 人をおどかすんだい?」
 熊さんは言います。
 「人さん人さん、なんでこんなに森を刈っちまうんだい?
 僕の食べるどんぐりがめっきり減ってしかたなく山を
 おりるのさ。
 なんとかしてくんろ。」

 暑い東京ですが、この森のなかは涼やかです。


  「注文のおおい料理店」  宮沢 賢治   新潮文庫

 
 *訂正:文中、山猫がおこるのは「注文のおおい料理店」でした。
     「どんぐりと山猫」と書いてしまい,山猫におこられました。
     おわびして訂正します。

 

下町ロケット

8月7日

 あんまり暑くない東京澁谷。
 またまた名曲喫茶「ライオン」で過ごす時間をこの本で・・

 池井戸潤の「下町のロケット」。
 直木賞をとったということで本屋さんの最前列にならんでいた。
 ひさしぶりに爽やか感。
 下町の町工場が持つ最先端の宇宙テクノロジーに
 大手企業の傲慢、銀行の冷淡、好いものへの外資のトライ、
 従業員の生活・・
 種々の困難な環境を乗り越えて技術屋の意地と魂が光る。
 金だけじゃない人間の行動、やっぱり夢であり、希望なんだ。
 最後はこの町工場のバルブを搭載したロケットが種子島から
 打ち上げられ、大成功となるんですが、不思議なことに小生の
 胸にあの映画「ロッキー」のテーマがながれていました。

 「下町のロケット」 池井戸 潤    小学館 
プロフィール

旅人60

Author:旅人60
初めてのブログ体験・・・
あせらずにやってみようと思います。
旅のつれずれ、読んだ本、行った酒場
感じたことを書いていければ。
小生、時間にだけは少々余裕のできた
60才です。

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